
「私、80歳で人生を終えたいと思ってる」
仲の良い友人や、夫にはこう伝えています。
でもこれは、「死にたい」という話ではなく、人生の折り返しを迎えた今、今後どう生きたいかという話です。
そしてもちろん、私が病気や怪我などをせずに、健康で年をとった場合ですが…
老後のお金のこと、そして現実的な限界
私は3人家族です。
夫婦ともに仕事をしておりますが、夫の収入で生活をしています。
現在、5歳の子どもを育てています。
生活するには不安が全くない訳ではありませんが、それほど不自由なく生活しています。
ただ、最近のお米などの物価上昇や税金の負担が大きくなることに、不安が募るばかりです。
我が家では、NISAで投資をしていますが、これは教育資金・老後の生活資金として毎月積立投資をしています。
(また、生活に関係のある会社の株を買って、割引券などをうまく使いながら、外食や旅行をしています。)
この先、生活水準を今より下げたとしても、投資で増えるであろう老後の生活資金が十分に持つとは限りません。
その頃、年金がどれほどもらえるのか、物価はどうなるのか、医療や親の介護にはどれくらいかかるのか。
子どもが成人する頃、私は50代の後半。
まだ働いている可能性が高いとはいえ、考えれば考えるほど、漠然とした不安が押し寄せてきます。
旅は体力を考え70歳までに
行きたい場所に行って、見たい景色を見て、美味しいものを食べる。
そんな旅を、できるだけ早いうちに経験しておきたいと思っています。
年を重ねれば重ねるほど、日程の調整も移動も、心身に負担がかかるようになるからです。
正直、10時間以上のフライトなんかは、40歳になった今でも躊躇します。
ただ、ゆったり日程をとって、ゆっくり旅したいとも思っています。
「70歳までに行きたいことは行き終えたい」
旅に関しては、今の私の目標です。
でも、もし生活資金が足りなくなれば、旅を楽しむ余裕は失われていくかもしれません。
そうなったときは、「人生を終える時期」をもう少し早めることも、視野に入れています。
70歳からの10年は「おわりまでの準備期間」
私にとって70歳から80歳までは、最期の準備をする期間です。
そこから先の10年間は、人生の総まとめとして過ごしたい。
頭が働くうちに、書類などを処理していきたい。
身体が動くうちに、家の物を処分していきたい。
身の回りを整え、感謝を伝えるべき人たちに連絡をして、静かに幕を引く準備をしたいです。
この10年間はただ過ごすのではなく、子どもや夫に負担ないように身辺を片付けるために過ごします。
限られた時間を、目一杯生きる
私のこの考えは、共感してくれる方は少ないかもしれません。
でも、限りある時間の中で、できることを目一杯やりたい。
それが、私が“生きる”ということに対して出した一つの答えです。
今この瞬間を大切にしながら、自分のゴールに向かって歩んでいく。
このブログは、その道のりの記録でもあります。
40年続くかは未知数ですが、できるだけ続けていきたいと思っています。