《雑談》アイツの季節がやって来た

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記事を書いた人
おかめ

筋金入りの運動嫌い 。
美味しいものをたらふく食べたい一心で3年以上筋トレ継続中。
月18回のトレーニングが義務。

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生まれ育った東京から、緑いっぱいの某県に移り住んで2度目の梅雨を迎えている。

アイツの季節がやって来た。

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早すぎる梅雨入り

今年、私の住む地方は5月16日に梅雨入りした。

ゴールデンウィークが終わったと思えば、即梅雨。

平年より21日も早いそうだ。

TVの天気予報では、梅雨入りが早かったからといって梅雨明けも早いわけではないと伝えていた。

洗濯物は乾かないしジメジメするし、気圧のせいか頭痛もする。

そんな季節がいつもより長く続くかもしれないなんて、とんだバッドニュースだ。

でも私には、雨が降り続くことよりも、洗濯物が乾かないことよりも、もっと憂鬱なことがある。

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アイツとの遭遇

去年の梅雨。

仕事から帰って玄関を開けようとしたら、扉の下のほうに小さな貝のようなものがついていた。

しかも、貝は貝でも「アワビ」なのだ。

色もアワビ。でもサイズはタニシくらい。

得体の知れない生物に、私は緊張した。

気になるけれど、怖くて凝視出来ない。

だって多分、アイツの正体はアワビでもタニシでもなく、「見たことのない虫」だから。

自然が多い場所なので、見たこともない虫に出くわすことがしょっちゅうあるのだ。

扉を開けるときに飛び立たれでもしたら、虫嫌いの私は一巻の終わり。

ここは慎重に行かねばならない。

息を殺してそぉ~~~っと扉を開け…

光の速さで閉める!!!

祝。チャレンジ成功。

無事家に入り、ホッと胸を撫で下ろす。

アイツの正体

少しして、夫が帰ってきた。

すぐに私が「玄関の扉にアワビみたいな虫いたの見た!?」と聞くと、夫に「何それ」と返された。

あのアワビ虫、どこかに飛んでいったか?とも思ったが、「扉の下にアワビみたいな虫がいたから見てきて!」と強引に見に行かせた。

玄関から何事もなかったように戻った夫に、恐る恐る「どうだった!?」と聞いてみる。

「カエルだったよ。」

教えてください。カエルってアワビ似なの?

よく会うな

それから梅雨の間、何度もアイツは出現した。

近所の家の塀。道ばた。そして私の自転車

通勤のために自転車に乗ろうと思ったら、前カゴに乗っていた。

悪びれずに堂々と、無賃乗車してやがる。

前カゴに乗ったアイツはすごく小さかったが、サイズがどうであろうと、このまま自転車に乗るのは絶対に無理。

運転中に自分のほうに跳ねてこようものなら、ハンドルを離す自信がある。

15歳くらいの時に感じる「根拠のない自信」よりも更に強い自信だ。

落ちている葉っぱでそっと触れば逃げていくだろうが、そんな勇気あるわけないので却下。

夫も既に家を出ているし、このままじゃ仕事に遅刻する。

私はただ自転車をガタガタ揺らして、アイツが自主的に跳んでいってくれるのを待つだけだった。

それでもアイツは「え、今揺れてます?」みたいな顔で全く動じず。

出社時間が迫ってきたため、通りすがりの人に「すみません、カエルを逃がしてくれませんか」と声をかけることまで考えた。

朝っぱらから見ず知らずの女にそんなことを頼まれたら、人間ってどんな顔するんだろう。

―――すると、絶望する私の心を読んだかのように、アイツはカゴから地面へと軽快に跳ねていった。

おそらく15分もないくらいの出来事だったが、体感3時間くらい。

疲れがどっと押し寄せた。

まだ出勤すらしていないのに。

今年はどうなる?

そもそも私は両生類や爬虫類が割と好きで、動物園の「爬虫類館」的なところでワクワクするたちだ。

ヘビも触れるし、オオサンショウウオなんてたまらんばい。(突然の福岡弁)

でもこの町に引っ越してきて分かったのは、自分の身近にいないから好きだったのであって、生活圏内にじゃんじゃん出てこられると恐怖でしかないということだ。

身近にいると有り難みが分からない、家族みたいな存在。の逆だ。

多分違うけど。

絶対違うけど。

今年も梅雨入りして半月以上経ったが、まだ一度もアイツに会っていない。

どうか、どうか、残りの梅雨を穏やかに過ごせますように。

ワタシ、エガオデ、ナツ、ムカエタイ。

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